PRP皮膚再生療法の効果はいつから?持続期間はどのくらい?

PRP皮膚再生療法とは、自分自身の血液を利用したPRP(多血小板血漿:たけっしょうばんけっしょう)を注入することで、シワなどに対するアンチエイジング効果等が期待できる再生医療のことです。

そこで今回は、そんなPRP皮膚再生療法の持続期間について紹介します。

PRP皮膚再生療法の効果の持続期間

[成長因子を含まない]PRP皮膚再生療法の場合

施術後、2~3ヵ月かけて気になる加齢症状を改善していきます。

注入後すぐに効果を発揮するものではなく、時間をかけて徐々に効果が現れるのでデメリットとしての捉え方もあります。しかし施術後の違和感が少なく、自然な回復が可能です。

効果の持続期間は1年程度ですが、施術効果が衰えても肌の若返り効果は持続します。

[成長因子を含む]PRP皮膚再生療法の場合

成長因子等を含まないPRP皮膚再生療法に比べ、ヒアルロン酸などの注入治療に近いボリュームアップが可能なことに加えて、比較的早い段階で症状の改善が見られます。しかし時間をかけて徐々に効果を発揮することに変わりはないので、違和感がなく変化を及ぼすことができるでしょう。

また、効果の持続期間は3年以上となります。このことから、成長因子などを含めることで持続効果が高まると言われています。

ヒアルロン酸注射による効果の持続期間との違い

注入法のシワ治療には、PRP皮膚再生医療とヒアルロン酸注入法が挙げられます。

ヒアルロン酸注入法の場合、効果の持続は6ヵ月~1年ほどで時間とともに身体に吸収されてなくなってしまうので、気になっていたシワが再度現れてしまいます。

PRP皮膚再生療法を受ける際の注意点

施術後に、腫れ・痛み・内出血(皮下出血)が起こる場合がある

注入時の針は、極細針で施術を行うため施術中の痛みや施術後の内出血を軽減します。しかし稀に腫れ・痛み・内出血(皮下出血)などの症状を引き起こしてしまうケースも考えられます。その際、腫れは数日続く可能性があり、内出血(皮下出血)も数日程度続く可能性があります。

悪性腫瘍の既往がある場合は施術を受けられない可能性がある

基本的に悪性腫瘍の既往がある場合には、PRP療法により腫瘍を増大させる可能性があるため治療を受けられないことがあります。

施術の前の事前カウンセリングでクリニックの医師に必ず伝えましょう。

施術後は安静にすることが大切

施術当日は注入したPRPが体内で拡散して効果が薄れてしまうことを防ぐため、飲酒・激しい運動・マッサージは避けるようにして下さい。また、施術当日の入浴はできるだけ避け、シャワーで済ませるようにしましょう。

PRP皮膚再生療法を受けるなら事前のクリニック選びが重要

PRP皮膚再生療法は施術を受ける方の年齢や肌の状態によって適切な濃度や注入箇所の見極めが重要と言われています。そのため、施術を検討している場合はそういったポイントをおさえることが出来る医師の元で治療に臨むことが大切です。

こうした点を確認する方法として、クリニックの公式サイトに記載されている医師の経歴や、PRP皮膚再生療法の症例数なども確認しておくことで、適切な治療を行ってくれるクリニックを見つけることが出来るでしょう。

鎌倉 達郎

鎌倉 達郎医師

経歴・資格/所属

経歴

1989 宮崎医科大学医学部卒業 九州大学生体防御医学研究所附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
1990 九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務 その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2000 優れた実績を評価され聖心美容外科に招聘 東京院副院長就任
2001 福岡院院長就任
2003 聖心美容外科東京院院長就任
聖心美容外科統括院長就任
2004 九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2005 第104回日本美容外科学会会長に就任
2015 聖心美容外科統括院長就任
2017 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授に就任
2022 日本美容外科学会(JSAS)理事長に就任

資格/所属

日本美容外科学会(JSAS)理事長
公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授
一般社団法人日本ルックスケア医学会 副理事長
公益社団法人国際化粧療法協会 理事
一般財団法人日本医療アートメイク財団 理事
一般社団法人日本ケアネイル協会 特別顧問
エステティックメディカルアカデミー(AMA)顧問
第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
IMCAS World Scientific Committee 2017,board member
IMCAS ASIA 2015,2016 Scientific board member
IMCAS ASIA 2010 Faculty
AMWC JAPAN Advisory board member
日本美容外科学会(JSAS)専門医
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本形成外科学会会員
日本再生医療学会 再生医療認定医
日本外科学会会員
日本美容外科医師会会員
日本先進医療医師会会員
日本外科学会認定医
日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
ミラドライ認定医
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
ボトックスビスタ認定医

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