PRP皮膚再生療法で内出血は起こる?起こさないための対策を紹介

PRP皮膚再生療法とは、自身の血液を利用しそこに含まれるPRP(多血小板血漿:たけっしょうばんけっしょう)を抽出、気になる部分に注入することにより、気になるしわなどの皮膚症状を回復させる再生医療の一つです。

このPRP皮膚再生療法において、副作用として内出血が起こる場合があります。今回は内出血が起こる原因や対処法などを合わせて解説します。

PRP皮膚再生療法で内出血が起きる原因

内出血は、PRP注入時の注射針によって毛細血管が傷付けられた結果、皮膚の内部で出血することで発症してしまいます。

比較的皮膚の薄い目の下や皮膚の浅い場所で目立つことが多いと言われています。

PRP皮膚再生療法による内出血が続く期間

個人差はありますが、起きてしまった内出血は2週間程度で落ち着くと言われています。ただし、皮膚の薄い目の下や手の甲などの部位に注入する場合は、他の部位と比べてやや長引く可能性があります。

内出血が起きた場合の対処法は冷やす

内出血の症状が出た場合はすぐに冷やしましょう。内出血は、皮膚の内部で出血し、炎症などが起きている状態です。まずは早めに冷やし、安静にし、圧迫することで出血を止めることが重要です。

保冷剤にタオルを巻いたものや氷嚢などを使って、医師の指示に従ってて対処しましょう。冷たいものを直接皮膚に当てると、表面が凍傷を起こしてしまう恐れもあるので注意してください。

内出血を防ぐにはドクターの技術が大切

内出血の原因は注射針で誤って血管を傷つけることです。どんなに注意深く気を付けていたとしても100%防ぐのは難しいと言えますが、技術の高い医師であればそのリスクを軽減することは可能です。もし内出血などのダウンタイムの症状が心配であればできるだけ、技術・経験を持ったドクターを選ぶようにしましょう。

鎌倉 達郎

鎌倉 達郎医師

経歴・資格/所属

経歴

1989 宮崎医科大学医学部卒業 九州大学生体防御医学研究所附属病院 勤務
1990 九州大学医学部附属病院 勤務
1991 九州大学医学部附属病院(第2外科)にて診療をしながら、同病院の医療情報部にて、研究に従事
1993 早良病院(現 福岡ハートネット病院)にて外科診療と研究の両立を継続
1995 品川美容外科 勤務
2000 優れた実績を評価され聖心美容外科に招聘 東京院副院長就任
2001 福岡院院長就任
2003 聖心美容外科東京院院長就任
2004 聖心美容外科統括院長就任
2015 第104回日本美容外科学会(JSAS)会長に就任
2017 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授に就任
2022 日本美容外科学会(JSAS)理事長に就任

資格/所属

日本美容外科学会(JSAS)理事長
公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授
一般社団法人日本ルックスケア医学会 副理事長
公益社団法人国際化粧療法協会 理事
一般財団法人日本医療アートメイク財団 理事
一般社団法人日本ケアネイル協会 特別顧問
エステティックメディカルアカデミー(AMA)顧問
第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
IMCAS World Scientific Committee 2017,board member
IMCAS ASIA 2015,2016 Scientific board member
IMCAS ASIA 2010 Faculty
AMWC JAPAN Advisory board member
日本美容外科学会(JSAS)専門医
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本形成外科学会会員
日本再生医療学会 再生医療認定医
日本外科学会会員
日本美容外科医師会会員
日本先進医療医師会会員
日本外科学会認定医
日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
ミラドライ認定医
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
ボトックスビスタ認定医

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